AI駆動開発の現在地 in 2026年5月時点
AIを活用したシステム開発に取り組んではや3年以上経ちました。
- 2023年4月・・GPT-4 にてシステム開発に取り入れてみる
- 2024年12月・・VibeCodingを試すも当時の精度ではNGと判断
- 2025年10月・・ClaudeCode、Codex、Cursorなどで実用化しつつも課題も多数実感
- 2026年5月・・様々な取り組みを経てようやく安定軌道に乗ってきた
改めて2026年5月時点の近況などを記録しておくことにします。
AIにお任せではNG
ClaudeCode登場からもう直ぐ一年。
非エンジニアでも気軽にサービスが作れるというような触れ込みで多数の方がセミナー・勉強会・広告を打ち出しています。
けれどClaudeCodeをMaxプランでガチで数ヶ月取り組んできた身からすると、そんなに甘くないというのが正直なところで。
ClaudeCodeの機能を知ったり操作するだけ、簡単なホームページやUI画面なら確かに直ぐに作れるのだけど、その裏側や運用面、テスト、セキュリティなど本当に大丈夫?と思わされる内容をよく目にします。
もちろん最初の入り口としては大事なのだけど、それだけで止まっては、実用的なサービスに届くことはないなと実感しています。
必要なのは仕組みづくり
ClaudeCode単体ではNGです。必要なのは仕組みづくり。
以前ハーネスエンジニアリングというYoutube動画や記事もアップしましたが、下記のような仕組みづくりが必要だと実感しています。
- 静的解析の充実
- 事前テスト事後テストの充実
- システムアーキテクチャ(モジュラーモノリス + ヘキサゴナルアーキテクチャなど)
- フィードバックやラチェット(後戻り検知)の仕組みづくり
- Skils, rules, subagents などのClaudeCodeの仕組みづくり
これらを総称してハーネスエンジニアリングという言葉でまとめられたりしますが、それぞれかなり細かい調整が必要です。
これらはアプリ関係ですが、実際にシステムをリリースするとなると、アプリ側(プログラミング)だけでは不十分です。
外部知識も必要
インフラ周り、セキュリティ周り、脆弱性周り、契約書や運用コスト面、API、フロントエンドとサーバーサイド、クラウド、ITリテラシー、データ分析などなど、専門知識を大量に必要とします。
1995年のWindows 95から数えても30年以上の歴史があります。
歴史的な背景などを気にせずに新しいものだけに飛びついていると思わぬ落とし穴に遭遇する可能性もあります。
幸い、学習に関してもClaudeなどの生成AIを使うことでかなり効率化することができているので、AIを使いながら、クラウドコードのみならず周辺知識や仕組み作りに没頭して構築していく必要があります。
最近取り組んでいること
AI駆動開発が実用的に動かせるようになったことで、さまざまなプロジェクトを横断的に並行で活動を開発することができるようになっています。
- MediaPipeを使った歩行分析 (iosアプリ、近日リリース予定)
- 資金繰りの予測分析 (税理士とコラボ)
- 政府統計とデータ分析を交えた ネタ系サイト もしもラボ https://moshimolab.com/
- 社内マニュアルのHTML化+RAG対応
- 子供の口をポカーンと開けっぱなしになった時にセンシングする技術開発
- 自社用積み木システムのアップデート
まだお披露目できないプロジェクトなども複数動いています。
仕組み作りに数か月かかりましたがようやく形になってきたなと日々充実感があります。
最後に
ChatGPT3.5から3年以上の時を経てようやく生成AI駆動開発が実用的になるなという体感経験を得ることができました。
引き続き、より良いクオリティ、安心できる品質、また継続可能性を視野に入れた土台作りに取り組んでまいります。
弊社ではDXやIT・AIを用いて様々な社会貢献に取り組んでまいります。
「こんなシステムを作れないだろうか。」
「あのシステムをもっと安価に作れないか」
なとご要望ありましたら、お気軽にお問い合わせフォームよりご連絡をお願いいたします。