AI時代の追い風ラジオ

AI導入の稟議が3回却下された会社。作り替える前に分かった、本当の原因

AI時代の追い風ラジオ。AI導入の稟議が3回却下された会社。作り替える前に分かった、本当の原因
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3回却下された稟議書

レン
AI導入の稟議、3回出して、3回とも却下されたんです。
サクラ
その稟議書、見せてもらえますか?
※架空のケースです、稟議書、総務課、件名、AI導入による注文入力の効率化、・AIでFAX・メールの注文を自動読み取り ・月額◯万円 ・他社でも導入が進んでいる ・業務効率化が見込める、却下
レン
これです。
サクラ
「AIで注文入力を効率化」「月額◯万円」「他社でも導入が進んでいる」……
サクラ
これだと、社長は判断できないと思います。
サクラ
AI時代の追い風ラジオ、ナビゲーターのサクラです。
今日の設定(架空)、包装資材の卸、社員40名、総務課長=レン
今日の設定(架空)
サクラ
今日は架空の会社を例に、この稟議書を作り替えてみます。
サクラ
レンさんには、包装資材の卸の総務課長をお願いしています。

却下の理由は、説明の下手さではない

レン
説明が足りないのは、分かってます。
レン
でも社長は、何を出しても却下するんですよ。
サクラ
社長は、何と言っていましたか?
レン
「事務の給料は、どっちにしても払うよね。で、利益はいくら増えるの?」って。
※架空のケースです、稟議書、総務課、件名、AI導入による注文入力の効率化、・AIでFAX・メールの注文を自動読み取り ・月額◯万円 ・他社でも導入が進んでいる ・業務効率化が見込める、社長の質問、利益は いくら増える?、どこにも 書いていない
サクラ
この稟議書、その質問に、どこで答えていますか?
レン
……答えてないですね。

測ろうとしたら、現場に断られる

サクラ
まず、注文入力に実際どれだけかかっているか、1週間、測ってみませんか。
レン
無理ですよ。
レン
現場は忙しくて、数字なんて取ってくれません。
サクラ
だから、付箋に正の字でいいんです。
※架空のケースです、入力したら1本、正正正 正丅、訂正の電話は別の色、正正 一
サクラ
入力したら1本。
サクラ
訂正の電話をしたら、別の色で1本。
サクラ
それだけです。
レン
……それなら、できるかもしれません。

品番、誰が間違えている?

1週間の記録(架空)、注文の入力 週12時間、訂正とその連絡 週6時間
1週間の記録(架空)
レン
測ってみたら、訂正に思っていたより時間がかかってました。
レン
入力の半分もあります。
レン
正直、ほとんど入力の時間だと思ってました。
サクラ
その訂正は、なぜ起きるんですか?
レン
品番が間違っていることが多いです。
サクラ
その品番、誰が間違えているんですか?
レン
……そこまでは、調べていません。
品番の間違い、どこで起きる?、品番の間違い、取引先の記載、社内の入力
品番の間違い、どこで起きる?
サクラ
実は、そこが一番重要なんです。
サクラ
取引先が、注文書に間違った品番を書いているのか。
サクラ
社内で、打ち間違えているのか。
サクラ
それによって、AIが役に立つ場所がまったく変わります。
レン
取引先が間違えていたら?
取引先が書き間違えると、誤った品番、AIが読む、そのまま登録
取引先が書き間違えると
サクラ
AIが正確に読み取っても、間違った品番のまま入ります。
サクラ
その場合に効くのは、AIではなく、注文書の書式を変えることです。
訂正の原因(架空)、取引先の記載違い 6割、社内の打ち間違い 3割、その他 1割
訂正の原因(架空)
サクラ
そこで次の週は、訂正のたびに、原因も一言書いてもらいました。
レン
6割が取引先……じゃあ、うちが出していた稟議書は……
サクラ
原因を調べる前に、解決策を決めていたんです。
サクラ
却下されたのは、そこを社長が見抜いていたからかもしれません。

作り替えた稟議書

サクラ
では、作り替えた稟議書を見てみましょう。
※架空のケースです、稟議書(改善後)、総務課、件名、注文訂正(週6時間)を減らす取り組みの試行、1、現状、入力 週12時間/訂正 週6時間 訂正の6割は取引先の記載違い、3割は社内の打ち間違い
サクラ
件名は「注文訂正(週6時間)を減らす取り組みの試行」。
サクラ
1つ目に、現状の時間と訂正の原因を書きます。
稟議書(改善後)、総務課、件名、注文訂正(週6時間)を減らす取り組みの試行、1、現状、入力 週12時間/訂正 週6時間、2、やること、(a) 主要取引先5社に、品番入りの注文書ひな形を渡す(費用ほぼゼロ)、(b) 社内の打ち間違い分だけ、FAX読み取りを1か月試す(上限3万円)
サクラ
2つ目がやること。
サクラ
主な取引先に品番入りの注文書のひな形を渡す。
サクラ
費用はほぼゼロです。
サクラ
そして、社内の打ち間違いの分だけ、FAXの読み取りを1か月試します。
※架空のケースです、稟議書(改善後)、総務課、件名、注文訂正(週6時間)を減らす取り組みの試行、1、現状、入力 週12時間/訂正 週6時間、2、やること、(a) 取引先にひな形 (b) FAX読み取りを1か月、3、浮いた時間、見積と納期の回答に回す(人は減らさない)、4、判断の基…
サクラ
3つ目は、浮いた時間の使い道。
サクラ
見積と納期の回答に回します。
サクラ
人は減らしません。
サクラ
4つ目が判断の基準。
サクラ
1か月後、訂正が週3時間以下になれば続ける。
サクラ
変わらなければやめます。
レン
AIが、2番目の(b)だけに小さくなりましたね。
サクラ
はい。
サクラ
でも、社長が判断できるのは、こっちです。
利益につながる道筋、訂正が減る、時間が浮く、見積・納期回答へ、利益につながる
利益につながる道筋
サクラ
利益がいくら増えるかは、浮いた時間を何に使うかで決まるので、そこまで書きます。

足りないのは、原因の確認

サクラ
稟議が通らないとき、足りないのはAIの説明ではなく、原因の確認です。
解決策から決める、AIを入れたい、利益が書けない、原因から決める、AIが効く所、AIが要らない所
解決策から決める → 原因から決める
サクラ
何が原因で仕事が増えているのか。
サクラ
そこが分かると、AIを入れるべき場所も、入れなくていい場所も見えてきます。
サクラ
一度、うちの業務で一番時間を取られている作業の「原因」を、誰が分かっているか、確かめてみてください。

ご相談はテイルウインドへ

稟議の前に埋める1枚、今かかっている時間、訂正・手戻りの原因、小さく試すこと、続ける・やめる基準
稟議の前に埋める1枚
サクラ
このページ下のリンクに、稟議の前に埋める1枚を載せておきます。
サクラ
何から調べればいいか一緒に整理したいときは、テイルウインド株式会社へお気軽にご相談ください。
サクラ
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サクラ
AI時代の追い風ラジオ、ナビゲーターのサクラでした。

AI導入の稟議がなかなか通らない、何から調べればいいか分からない、ということはありませんか?

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