AI時代の追い風ラジオ。Cloudflare WAFを入れたら、フォームが送れない?
セキュリティを強化したはずなのに
レ
レン
サクラさん、ちょっと困ったことが起きたんです。

レ
レン
ある会社で、セキュリティ対策としてCloudflare WAFを導入したら、Webサイトは普通に見られるのに、問い合わせフォームだけ送信できなくなったそうなんです。
サクラ
それは困りますね。
サクラ
実は、WAFの導入では、そういった問題が起きる可能性があるんです。

レ
レン
でも、サーバーもプログラムも変えていないんですよね?
レ
レン
どうしてフォームが動かなくなるんですか?
守るはずが、なぜ動かない?
サクラ
AI時代の追い風ラジオ、ナビゲーターのサクラです。

サクラ
前回は、PHPの脆弱性をきっかけに、Cloudflare WAFでできることと、できないことをお話ししました。
サクラ
今回は、そのWAFを実際に導入するときのお話です。
サクラ
Webサイトを守るために導入するのに、なぜ今まで動いていた機能に影響が出るのでしょうか。
サーバーを変えなくても、通信経路は変わる
サクラ
まず、Cloudflare WAFを導入すると、Webサイトへの通信の流れが変わります。

サクラ
これまでは、利用者が直接Webサーバーにアクセスしていました。
サクラ
導入後は、その間にCloudflareが入り、通信をチェックしてからWebサーバーへ届ける形になります。
レ
レン
なるほど。
レ
レン
サーバーは同じでも、途中にチェックする場所が増えるんですね。
サクラ
そうなんです。
サクラ
だから、今まで問題なかった通信が、WAFによって止められる場合があります。

サクラ
例えば、お問い合わせフォームです。
サクラ
お客様が入力した文章を送信するとき、その通信が攻撃に似ていると判断されてしまうことがあります。
レ
レン
普通のお問い合わせなのに、悪いアクセスと間違えられるんですね。
サクラ
はい。
サクラ
これを誤検知と呼びます。

サクラ
Cloudflareでは、どのルールが通信を止めたのか、セキュリティイベントを確認できます。
サクラ
誤検知だった場合は、必要な通信だけを通すようにルールを調整する方法があります。
フォームだけじゃない、思わぬ影響
レ
レン
フォーム以外にも、影響するところがあるんですか?
サクラ
あります。
サクラ
例えば、会員向けのログイン画面です。

サクラ
ログイン機能では、利用者を識別するための情報や、アクセス元のIPアドレスを使っていることがあります。

サクラ
Cloudflareを経由すると、Webサーバーから見える接続元が、基本的にはCloudflareのIPアドレスになります。
レ
レン
あれ?
レ
レン
じゃあ、誰がアクセスしたのか分からなくなるんですか?

サクラ
利用者の元のIPアドレスを伝える仕組みは用意されています。
サクラ
ただし、Webサーバー側で正しく扱う設定が必要な場合があります。

サクラ
これを確認しないと、アクセスログやIPアドレスによる制限の判定に影響する可能性があるんです。
レ
レン
ログインできるかどうかだけではなく、その裏側の仕組みも確認する必要があるんですね。
サクラ
そうですね。
サクラ
さらに、外部システムとの連携にも注意が必要です。

サクラ
例えば、取引先のシステムから、自社のWebシステムへ自動でデータを送っている場合です。
サクラ
APIやWebhookと呼ばれる仕組みですが、こうした自動通信も、WAFの設定によっては遮断される可能性があります。
サクラ
だから、画面が表示されることだけを確認しても、十分とは言えないんです。
導入前に何を確認すればいい?
レ
レン
ちょっと不安になってきました。
レ
レン
WAFを導入するときは、全部のプログラムを調べ直さないといけないんですか?
サクラ
必ずしも、そうではありません。
サクラ
一般的なWebサイトなら、大規模なプログラム改修をせずに導入できる場合もあります。

サクラ
大切なのは、今のシステムが、外部とどんな通信をしているかを把握することです。

サクラ
例えば、フォームを送信して通知メールが届くまで、実際に操作して確認する。
サクラ
会員画面なら、ログインからログアウトまで試してみる。
サクラ
外部連携があれば、データが正常に届いているかを確認します。
レ
レン
なるほど。
レ
レン
設定画面だけを見るんじゃなくて、普段の仕事が最後までできるか確認するんですね。
サクラ
そのとおりです。

サクラ
さらに、導入時にはDNSやSSLといった、Webサイトの接続先や暗号化に関する設定も確認します。
サクラ
ここが適切でないと、サイト自体につながらなくなる場合もあります。
サクラ
WAF導入は、単にスイッチをオンにするだけの作業ではないんです。
守ることと、使えることの両立
サクラ
Cloudflare WAFは、Webサイトのセキュリティを高めるための有効な選択肢です。

サクラ
ただし、通信経路が変わることで、既存システムに影響が出る可能性があります。

サクラ
大切なのは、攻撃を防ぐことだけではありません。
サクラ
今までの仕事が、問題なく続けられること。
サクラ
その両方を確認して、初めて安心して運用できるんです。
次回予告
レ
レン
WAFって、入れれば終わりじゃないんですね。
レ
レン
でも、Cloudflareには無料プランもあるって聞きました。
レ
レン
無料でも、ちゃんと守れるんでしょうか?
サクラ
そこも気になりますよね。

サクラ
次回は、Cloudflare WAFの無料プランでは何ができるのか、有料プランとどう違うのかを見ていきます。
サクラ
既存のWebサイトにWAFを導入したいけれど、影響範囲が分からない。
サクラ
そんな場合は、このページ下のリンクからテイルウインドにご相談ください。

サクラ
導入するかどうか迷っている段階でも、まずは確認すべきことを整理するのが大切です。
サクラ
次回も見逃さないよう、ぜひチャンネル登録をお願いします。
サクラ
AI時代の追い風ラジオ、ナビゲーターのサクラでした。
「既存のWebサイトにWAFを導入したいけれど、どこに影響が出るか分からない」「フォームやログイン、外部連携が止まらないか心配」といったお悩みはありませんか?
テイルウインドでは、既存システムの影響範囲の確認から、Cloudflare WAFの導入・設定のご相談まで承っています。
導入するかどうか迷っている段階でも、お気軽にご相談ください。
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